黄金の鍵

遡りつつ飽きるまで、観劇記録と思いつき

2014.11.24 Dream Live 2014 夜公演

 これまた色々な幸運が重なって観に行くことができた、最初で最後の2ndシーズンのドリライでした。

 同じ立海クラスタtwitterのフォロワーさんにお誘いいただけて、本当に感謝の念でいっぱいでした。終わった後に話し合える幸せ…。

 

 ドリライは夜公演だったので、昼間には噂の東大テニミュを観てきました。こちらも奇しくも大千秋楽で、忘れられない思い出になりました。何度も画面越しに観ていたものが目の前で実際に繰り広げられた時の感動は、何回経験しても新鮮です。

 リョーマが天衣無縫の極みに到達したタイミングで、薄曇りから徐々に日が射していき辺りが明るくなったのには本当に鳥肌が立ちました…。FGKSも盛り上がって最高の公演でした!

 

 駒場キャンパスからSSAへ移動する時、東大テニミュ終了→即移動だと待ち時間が長過ぎるのは明々白々でしたが色々といっぱいいっぱいで特に何も考えずに電車に乗ってしまいました。が、結果的にこれが出会いに繋がりました…。

 たまたま目の前に居た2人組の方々が見覚えのある色の組み合わせだったので、思わず話しかけたところ見事に行き先が一致していました。田舎者が不審者丸出しで話しかけてしまいましたが優しく対応してもらえてとにかく嬉しかったです。そのうちお一人とtwitter相互フォローするまでに至ったのですが、後に夜公演を同じブロックで観ていたり他の趣味もかなり似通っていたりと色々と共通点が出てきて双方で驚いたのはまた別の話です…。テニミュケーションってすごい。

 

 開演までにまた別のフォロワーさん達とお会いすることができました。コートで会おうってこういうことだったのか…、と再認識しました(多分違う)。

 

 緊張と期待とそれから少しの淋しさの混ざった独特の空気で満ちた会場はとにかく広くて、ぽつぽつと見えるキンブレの光を眺めているとなんとも言えない感情が湧いてきました。ふと天井をランダムに照らす黄色い円い光が目に入りましたが、見た瞬間に『弾んだテニスボールの ラインを覚えておいてね』の歌詞が頭をよぎりました。深読み乙。

 座席は400レベル下手側でほぼ全体が見渡せる位置でした。高くて怖かったけれど結局ほぼ立ちっぱなしでした。でも興奮していると恐怖とか一切合切頭から閉め出されます。公演中はもうステージしか見えませんでした。ちなみにメインステージの壁をよく見ると、テニスのネットが貼られていて、コートで会おうはあながち間違いじゃなかったんだなあ、と…。

 

 片っ端から書いていくときりがないので、特に印象深かったことだけ…。

 立海:ジャージ継承で頭っから全部持っていかれました。幸村の声音の優しさが…最後…。常勝立海の謎衣装も格好良く見えたし、どのハモりも重厚で、流石の王者の風格でした。

 四天:夏の全国立海からドリライの間で、見事に一氏ユウジに陥落しました。そのためずっと一氏ユウジ固定カメラをしていました…。パーカッションの肘倒立が格好良すぎる…。四天のチームの雰囲気も大好きで、ほほほい〜もできて幸せすぎました。

 青学:手塚の笑顔がプライスレスでした。卒業の実感が湧かなさすぎてぼんやりと白衣装を眺めていた記憶があります。

 氷帝:滝さん大好きです…。どうして写真を購入しなかったんだろう…。氷帝のコーレスだったり跡部様への歓声だったり、参加している!と心から実感出来たチームのひとつです。

 六角:ドリライを通して一番盛り上がったというか楽しかったというか、とにかく興奮した曲は、意外にも『コートで会おう』でした。赤一色のライトのせいなのか、それとも

アップテンポのせいなのかは分からないのですが、アドレナリン全開でした。

 比嘉:「これpix●vで見たことあるやつだ…!」の台詞が何度も脳裏をよぎりました。チームトークのわちゃわちゃっぷりが…すごく…二次元でした…。平古場くんのラケット捌きが凄まじい。手首が特殊な関節なんじゃないかと疑うくらいにぐるんぐるん回っていました。目で追えないレベルです…。

 

 イリュージョン:バックダンサーにユウジと平古場が出てきて、ずっとその二人ばかりを双眼鏡で追っていました…。最後のサビのところで全員一斉に揃ったかくかくとした動きのダンスをするところが大好きで、あの大人数での統一された動きに思わず鳥肌が立ちました。

 クローズドアイ:同行者さんも私も、ステージ上に居るのはキャラであってキャストではない!ということでキャスト名でのコールは少し躊躇うところがありました。なので一緒に全力で\不二く〜ん!!!/のコールをしてきました。不二先輩の気迫、最高でした。

 ゲイ術的な〜:バックの子達が可愛いと風の噂で聞いてはいましたが、ラブルスしか見ていませんでした。お幸せに…!

 誰にも見えない糸:宍戸鳳ペアが大好きなので、この曲が本当に楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。勿論ゴールデンペアもきらきらしていましたが、でも氷帝の二人の方がもっと眩しく見えてしまいました。脳内補正ばしばし掛かっています…。

 お前は青学の柱になれ:ドリライまで実は一度も聞いたことの無い曲でした。けれど、その後一番頭に残っていた曲でもあります。二人の声が重なってどこまでも伸びていくのが気持ち良いひとときでした。

 幸村のテニス:念願の幸村のテニス!上から見ていると次々にUOが折られていくのがよく分かりました。全力で叫んで興奮しすぎて一瞬で終わってしまったような感覚です。勿論ちゃんとコマンド入力はやりました!→←↑↓

 氷の世界:はじめにほんの少しだけだけれども、幸村と跡部が相対するひとときがあり、そこがドリームマッチのようでテンション上がりました…。公演verだったのでコールはできなかったのですが、ところどころでペンライトがぴたりと静止する様は本当に氷柱の一群の中に居るようでした。

 ボレロ:コール難しすぎる!!!!トチってた声がDVDに収録されていたら多分私です…。

 

 公演の終盤で歌われる曲のラッシュが、切なくもあるけれど興奮もできるので大好きです。リユニオン〜Heat upが特に好きで、少し変調する部分を生で聴けたときはもうテンション振り切れました。

 小越くんだったり、いなせだったり、挨拶で「笑顔で終わろう」と度々口にしていましたが、その度に「無理だよ…」と内心返していました。

 けれど、セイヤーの魔力がそうはさせてくれませんでした。もうあれは口に出すと笑顔になる魔法の言葉に認定しても良いと思えるレベルです…。アンコールが終わる頃にはすっかり笑顔になることができました。GMKKも然りです。テニミュ最高セイヤー…

 

 こんな最高のドリライだったのですが、ひとつだけやり直したいことがあります…。最初の出演者の名前がモニターに映し出されるシーン、勉強不足で思いっきり役名を叫んでいました…。リベンジしたい…。

 

 会場を出るとけやき広場は一面のイルミネーションでしたが、先程までのサイリウムの海の方がどうも印象強くて、ぼんやりと眺めるのみでした。

 その名の通り、本当に夢のライブでした。今でも思い出せるくらいのはっきりとした夢です。

 また次に参加する日が来たら、今度は声が二、三日は出なくなるくらいに盛り上がろうと思います。